在日朝鮮人文学が勇気をあたえてくれた

 梁石日の「夜を賭けて」と金時鐘の「わが生と詩」を読んで、在日朝鮮人の生き様の一端に触れた気がします。私のような文学のかけらも知らない者が、とても感想を書けるようなものではない。しかしながら生きる勇気が湧いてきました。「在日」としての生き様が日本人に問いかけるものを感じました。朝鮮の統一は、日本の革命とかかわりなくして考えられない。
 敗戦後社会主義革命の嵐がやってきたにもかかわらず、米占領軍を解放軍と規定して、朝鮮人を先頭として日本の労働者階級が起ち上がったにもかかわらず、革命を敗北させた日本共産党の裏切りは許せない。
 私達日本の労働者階級は、岐路に立たされている。

夜を賭けて (幻冬舎文庫)

夜を賭けて (幻冬舎文庫)

わが生と詩

わが生と詩